今年の年越し蕎麦はこちらでいただいてきました!
日本橋兜町近く、オフィスビルの合間に突如現れる趣のある門構え。
江戸時代に京橋に「伊豆本」という名で店を構え、「神田やぶそば」ののれんに入り、明治15年「藪伊豆」として再出発した後に、平成8年に現在の日本橋の地に移転したという、140年ほど続く老舗蕎麦屋。
昨年末は「築地 布恒更科」に極寒の中、1時間半並んだのがなかなか厳しい思い出となっているので、今回も若干不安になりながら開店時間の20分ほど前に到着。
前には4組ほどの行列が出来ていたものの、開店と共に無事入店出来ました。
【メニュー①】
年末年始は通常とは異なるメニューに。
【メニュー②】
年末年始用のおつまみ&ドリンク類。
【年末年始用特別コース料理メニュー】
お蕎麦だけでなく、天ぷらや小鉢などが付いて食べ応えもありそう。
飲み放題も¥3,000で付けることが可能。
【通常メニュー①】
年末年始は頼めないようだけれど、通常時のコース料理も良さそう!
【通常メニュー②】
そば寿司や天ぷら、せいろも付いた「薮御膳」も気になる。
【通常メニュー③】
こちらでは何と3階のお座敷で落語を聞いてからお蕎麦を食べるという「薮伊豆寄席」を定期的に開催中!
直近では「三語楼とそばの会」が開催予定。
楽しい落語と美味しいお蕎麦という素敵な組み合わせ!
【通常メニュー④】
そば寿司やそば弁当の他、そば(乾麺)と汁がセットになったお土産も販売。
2階のお座敷でゆったりとまずは乾杯〜!
ビールのあてに付いてきたそば味噌をちょびちょびつまみながらぐびり!
薄切り鴨肉とネギを玉子とじ煮した一皿。
お出汁と玉子の優しい味わいの中に、弾力ある旨味しっかりの鴨肉がしっかりと主張。
私は蕎麦本来の味わいを楽しむため、せいろと天ぷらの組み合わせ。
蕎麦が二枚付いてくるのは、一枚じゃ物足りない私にはとても嬉しい!
毎朝夕、石臼でひいているという甘皮付きの蕎麦粉を二八で打った細切りの蕎麦。
かつお節やさば節などを煮出したやや辛めのつゆと相性抜群!
蕎麦の香りと喉越しも良く、ちゅるちゅるっとあっという間にぺろり!
海老天2本にかぼちゃや椎茸、茄子などの野菜天の盛り合わせ。
サクサクっと軽い衣に、火入れが絶妙なフワッと食感の海老に感激!
娘は体温まる子供にも食べやすいお蕎麦に。
ふわふわっの玉子とまろやかなおつゆに、せいろの時とはまた全然異なる食感のお蕎麦が絡んで啜る手が止まらない。
お腹の底からホッとする美味しさ。
飲み方を選べる中、夫はロックで。
フワッと鼻に抜ける蕎麦の香りが特徴的!
鴨好きな夫は一品料理に続きこちらもw
鴨の出汁がしっかりと出た温かいおつゆがコク旨で、蕎麦が2枚じゃ足りないくらい!
老舗店といえど、ちゃんとPayPay対応していたり、LINEお友だち登録などもありましたw
レジ脇にあった蕎麦ぼうろやそばの実フレークも気になった!
今年最後を締めくくる、美味しいお蕎麦に家族全員大満足!
老舗蕎麦店というと、大晦日は大行列だったり接客対応もイマイチなところが多かった印象があるけれど、こちらはお蕎麦の味はもちろん、ゆったりとでき居心地も良かったのでまたぜひ利用したいなと思いました。
◆「薮伊豆総本店(やぶいずそうほんてん)」
・HP:https://www.yabuizu-souhonten.com
・食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130202/13006318/
・住所:東京都中央区日本橋3-15-7
(最寄駅:東京メトロ他各線「日本橋駅」D1出口より徒歩4分、JR他各線「東京駅」八重洲中央口より徒歩9分、東京メトロ東西線、日比谷線「茅場町駅」12番出口より徒歩6分)
・電話番号:03-3242-1240
・営業時間:【ランチタイム】月曜日~金曜日 11:15~14:45(L.O)/土曜日・祝日 11:30~14:45(L.O)
【ディナー】月曜日~金曜日 17:00~21:00閉店(ラストオーダー20:30)
土曜日・祝日 17:15~20:00閉店(ラストオーダー19:30)
・定休日:日曜日、1月1日〜3日
・席数:100席(1階20席、2階36席と堀こたつ20席、3階40席)
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