つい先日私の両親の41回目の結婚記念日があり、お祝いも兼ねて食事に行くことに。
平日のランチにしたということもあり、旦那くん抜きの親子3人で築地にお寿司を食べに行ってきました。
数日前に予約したのは、築地場外にある「秀徳 2号館」
1年前位に「紀乃重 新館」から屋号を変更したようです。
10年位前に築地周辺のオフィスで働いていたことがあったので、場内、場外含め相当食べ歩きましたが紀乃重は行ったことがなかったかも。
創業四百年仲卸とのことで、かなりの老舗。
暖簾に記された「伝統江戸前握り」の文字。
数日前に個室を予約したもののすでに満席とのことで、2階のテーブル席を取っておきました。
1階はカウンターのみで結構狭めな空間。
目の前で大将が握って1巻ずつ出してくれている光景は、ちょっぴり緊張感漂います。
我々が座った2階のテーブル席は、まとめてお寿司が運ばれてくる模様。
メニューはなく、3種類の握りコースから選びます。
■旬のおまかせ握り10貫と手巻き1本と味噌汁 ¥2,700
■厳選握り10貫と手巻き1本と味噌汁 ¥4,000
■伝説の黒毛和種尾崎牛含む握り10貫と巻物1本と味噌汁 ¥6,000
¥2,700のコースは白身中心でウニなどは入らないとのことだったので、白身好きな私は¥2,700のコースで両親は¥4,000のコースにしようとしたところ、全員同じメニューにしてくださいとのこと。。。
ランチ時で忙しいのはわかるし手間だろうけど、メニューくらい客の好きなように選ばせてくれてもいいのにと正直思いました。。
築地のお寿司屋さんは、ちょっと上から目線なところがありますね。
気を取り直して¥4,000のコースを3人前注文。
最初に出されるのが、玉子焼きとガリ。
お出汁が効いた絶妙な焼き加減の玉子焼き。ガリの味付けも良い塩梅。
お待ちかねのお寿司~
イカ、中トロ、真鯛、ヅケの4種。
全体的にシャリが小ぶりで上品なサイズ。
すでに醤油が塗られており、そのまま頂きます。
イカは中に大葉が敷いてあり爽やかで、驚くくらいの弾力。
真鯛も新鮮でわさびと上の柚子胡椒が効いて旨し!
赤酢を使ったシャリは、赤茶色に色づいていてまろやかな味わい。
中トロの美しいこと!
絶妙な脂ののり具合で、口の中であっという間にとろけていく。
第2陣のおな~り~
石鯛、イサキ?、帆立、穴子。(夢中でよく聞いてないw)
こちら全てお塩で頂きます。
この塩、マイルドで角がなく甘みがあるので魚の旨さを引き立ててくれる。
(天然塩マルドンの塩?)
どのネタも上質ながら、とび抜けて美味しかったのが穴子!
ホロっと柔らかく、味わい深い。
塩で穴子を食べたの初めてです。
握りの最後はこちら。
軍艦巻きじゃないうーにー!!
こちらもお塩で。
甘くてコクがあり、とろっとねっとり至福の時。
途中父ちゃんは、日本酒をちびり。
1合でも結構盛りよくついでくれました。
母親はワイン。
「マスカットべリーA樽貯蔵 @1,000」
メニューは白ワインが多かったかな。
最後のお寿司は巻物。
赤酢のシャリとマグロの組み合わせ。
海苔の香りの良さとパリッとした食感が素晴らしい!
普段スーパーで買ってる安物の海苔とは全然違う。。
食べログには「あら汁」とありましたが・・・。
「あおさの味噌汁」
磯の香りがするあおさがたっぷりで、ほっと落ち着く。
シャリが小さいのでこの量ではちょっぴりもの足りなさを感じたものの、江戸前職人の技が活きた素晴らしいネタの数々に満足満足でした。
なにはともあれ、こうして両親ともに元気でそれぞれ自分の好きな道を邁進してくれていることが本当にありがたいと思います。
これからも美味しい食事を一緒に出来るよう、健康でいてくださいね。
◆「秀徳 2号館」
・食べログ:http://tabelog.com/tokyo/A1313/A131301/13148801/
・場所:東京都中央区築地6-26-6
(最寄駅:東京メトロ日比谷線築地駅より徒歩3分、都営大江戸築地市場駅より徒歩3分)
・電話番号:03-5565-3511
・営業時間:
【ランチ】:11:00~15:00(L.O.14:30)
【ディナー】:17:00~23:00(L.O.22:00)
・定休日:無休
・席数:44席(1F14名、2F30名) (分煙)
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